木更津の八幡様と親しまれている、八釼八幡神社を紹介します。
神社の由来
八剱八幡神社は、「八剱の神」として親しまれている、日本武尊伝説に縁があります。
伝説によれば、日本武尊が東征の途中で暴風雨に遭い、妃の弟橘媛が身代わりとなって
尊の船を守ったとされています。
その後、尊はこの地に滞在し、八剱八幡神社が建てられました。
歴史と鎌倉幕府の関係
八剱八幡神社は鎌倉幕府の創設者、源頼朝によって神領が寄進され、社殿が建てられました。
境内には頼朝が手植えしたといわれる蘇鉄の大樹が茂り、その歴史を感じることができます。
後に徳川家康からも社領が寄進され、御朱印を授かるなど、その歴史的な繋がりがあります。
社殿の歴史
八剱八幡神社の社殿は、宝暦2年(1752)に木更津の大火で焼失しましたが、
安永2年(1773)に再建され、その後も寛政9年(1797)に修理を経て、
大正3年(1914)には社殿が大きく改修されました。
そして、昭和55年(1980)の社殿改修の際には、素晴らしい格天井装飾画が162枚復元されました。
これらの装飾画は、江戸幕府の御用絵師である狩野派の技法を使って描かれており、
花や鳥、四季の風景だけでなく、武具や芸能道具、そして空想上の霊獣や瑞鳥なども描かれています。
これらの美しい装飾画は、とっても魅力的な絵となっています。
花や鳥の美しさや季節の移り変わり、さらには想像上の生き物たちが描かれているので、
楽しく見ることができるでしょう。
御祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと) - 別名「八幡様」、応神天皇を祭神としてお祀りしています。
息長足姫命(おきながたらしひめのみこと) – 神功皇后を祭神としてお祀りしています。
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと) – 仲哀天皇を祭神としてお祀りしています。
素盞嗚命(すさのおのみこと) – 古事記や日本神話に登場する神様で、農耕・漁業・商業などの神として広く信仰されています。
日本武尊(やまとたけるのみこと) – 日本の初代天皇であり、武士道の精神や英雄として尊ばれています。
関東一の大神輿
神輿庫には嘉永3年(1850年)に創立された神輿が保管され、
その大きさ重さともに「関東一の大神輿」と称されています。
毎年7月第2金曜日に「本殿祭」を行い,
翌土曜日・日曜日には、「関東一の大神輿」が氏子内を巡幸します。
月替わり限定の御朱印があります
書置きとなりますが、限定の御朱印があります。
ホームページにて確認できます。
アサリおみくじ
色々なおみくじがある中で、目をひくのがアサリおみくじ。
木更津は潮干狩りが有名ですよね。
ご当地らしいおみくじ是非ひいてみてはいかかですか?
東屋のアイス最中が売ってます
木更津にて創業60年の創作和菓子店・東屋(あづまや)のアイス最中が授与所で販売されてます。
昔ながらの、素朴な味わいがとても好きで、夏に参拝した時には、娘と買ってその場で食べてます。
ぜひとも一度召し上がってみてください。おいしいですよ。
東屋(https://pecosan.wixsite.com/azumaya)
アクセス
千葉県木更津市富士見1丁目6-15
ホームページ(こちら)
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